どーも、WordPress初心者のはたけのです。
WordPress初心者って、まず何から手を付けていいかわからず悩みますよね。
そんなときに使えるのが本。
信頼できる情報が体系的にまとまっていているので、入門ツールとしては最適です。
今回は、僕が一通りチェックしたWordPress初心者におすすめな入門書籍を6冊を、レビュー付きで紹介していきます。
目次
超初心者向けの4冊
1.たった1日で基本が身につくWordPress超入門(技術評論社)
サイトを作り、公開するまでの基本的な内容。
記事作成もどうすればいいのか分からない……という超初心者向けの1冊。
あくまで「超入門」であるため、サイトを公開して以降、SEOや集客については触れられていません。
なお、CSSやPHPといったWordPress関連の知識がしれっとでてくるため、それらについての知識がないと、もう1冊別の本が必要になってしまう可能性もあります。
とはいえ、最初に1冊としては十分な内容。
丸1日あれば理解できる分量まで内容を圧縮してくれているのもありがたく、コンパクトに勉強したい、という方には向いた本です。
ちなみに2018年になってから刊行された本であるため、情報が比較的新しいのもポイントの1つ。
WEB関連の本では情報鮮度が命のケースがあります。買う前に、刊行年月もチェックしておくといいですよ。
この本をおすすめしたい人→Web超初心者で、とりあえずWordPressの基本を知りたい方
2.いちばんやさしいWordPressの教本(インプレス)
タイトルの通り、平易な内容で初心者向けな1冊です。
HTMLやCSS、PHPを理解していなくとも充分読める内容なので、安心して学習を始められます。
レイアウトが整理されていて、画像、文字ともに見やすいのがポイント。
特に画像は、重要な部分がしっかりフォーカスされていて、画面のどこに注目すればよいのかわかりやすいのは、初心者にはうれしいことでしょう。
項目数が多く、学習するべきところがしっかり小分けにされているのも、学習者の理解を助けてくれます。
掲載内容は、サイト公開から運用の初歩段階まで。
「集客」といった項目もありますが、SEOなどについての記述は基礎的なものにとどまっており、応用力を身に着けるには同一のシリーズである「いちばんやさしい新しいSEOの教本」など別の書籍を読む必要があるでしょう。
この本をおすすめしたい人→Web初心者だが、WordPressによるサイト作成について一通り学びたい方
3.自分で作れる! おしゃれなWebサイト
ポートフォリオサイト、情報メディア、ブログなど、目的別に、おすすめのテーマとサイト作成方法を説明する本です。
CSSやPHPによるカスタマイズではなく、目的に沿ったテーマ別で解説を進めるため、初心者でも簡単におしゃれなサイトを作ることができるのが本書のポイント。
まったくの初心者でも大丈夫。この本の通りにサイトを作れば確実にそれっぽいものを作ることができるのです。
ただ、あくまでテンプレートに沿って要素をはめ込んで行くだけの内容なので、応用力は身にきません。
また、集客など、サイトを作った後のことについては語られていませんので、別途学習が必要になります。
この本は、とにかく手っ取り早くサイトを作りたい人に特化した内容と言えるでしょう。
この本をおすすめしたい人→手っ取り早くおしゃれなサイトを作りたい方
4.できるWordPress(インプレス)
本に付属するワードプレスのテンプレート「Dekiru」テーマに基づいた解説が特徴的な「できるWordPress」。
本書を読めば、「Dekiru」テーマを使ったサイト構築がひととおり可能にります。
本書だけで一通りのサイト作成を終わらせることができるので、1冊だけで学習を完結させたいという方には向いているでしょう。
また、電話サポートがついており、分からないポイントは電話で確かめることもできるので、サポートの安心感は、ほかの本より頭一つ抜けているのではないでしょうか。
ただ、使うテンプレートを縛られてしまうので、WordPressの長所である、さまざまなテンプレートを使ったサイト作りがやりにくくなってしまうのは欠点でしょう。
また、文字が大きくよみやすいものの、画像が小さめで少し見づらいのは個人的に気になりました。
この本をおすすめしたい人→電話による手厚い学習サポートが欲しい方
応用力を身に着けたい人の2冊
5.基礎からのWordPress 改訂版
本書は分厚い本で、本格的な内容まで扱っています。
「基礎からの」とタイトルにありますが、「基礎から応用までの」というのが正しいくらいの1冊です。
そのため、小規模のサイトからスタートして、徐々に大きいサイトも作っていきたい、ステップアップしたいという方にはぴったりです。
サンプルテーマも付属していますので、学習した内容を即実践できるのも嬉しいところ。
そういったところが評価されてか、大型書店のジュンク堂池袋店では、最も売れているWordPress関連書だそうです。
ただし、本書は本格的な内容まで扱っているため、読む場合はCSSやPHPの基礎を抑えておかないと厳しいと思われます。
この本をおすすめしたい人→基礎から学んで、応用的な知識も身に着けたい方
6.世界一わかりやすいWordPress(技術評論社)
WordPressだけでなく、サイト構築全般についての知識がつく1冊です。
タイトルに謳われている「わかりやすさ」より、網羅性の高さが光ります。
特にPHPに関しては基礎的な内容の記述もあり、初心者にもわかりやすい内容。
ただ、CSSに関しては解説が薄いので、カスタマイズに手を出す場合は別の学習ツールを手に取る必要があるでしょう。
文字が細かい本のため、手に取ったときにその情報量の多さにひるんでしまう読者もいるでしょう。
しかし、本格的なサイト制作に手を出したいならおすすめな1冊です。
この本をおすすめしたい人→本格的なサイト制作への手がかりが欲しい方
まとめ
あなたがWordPressを身に着けたい理由はなんでしょうか。
学習用の本を選ぶ前に、あなたがWordPressを学ぶ目的に立ち返ってみましょう。
おのずと読むべき本、学ぶべき内容が見えてきますよ。
目的別におすすめの本
目的別におすすめの書籍を整理してみました。
あなたの学習の目的をもう一度考えて、下のリンク部分をクリックしてみてください。