レビュー

【2018年最新版】iPad Pro とSurfaceどっちがいい?性能比較&選び方【Surface Goも登場】

iPadとSurface比較

最近、こんな書き込みをTwitterでよく見かけます。

 

 

iPad Proと比較するとなると、最も競合する端末は、MicrosoftのSurfaceシリーズでしょう。

タブレット型の端末本体に、薄型のキーボード。重さや大きさも含め、その形状は酷似しています。

その一方で、両者には大きな違いがあるのを知っているでしょうか。

両方の機種を使ったことのある筆者が、その違いを比較し用途別のおすすめ端末を判定していきます。

 

10.5インチ iPad Pro10.5インチのiPad Pro。やっぱりAppleの端末はスタイリッシュですね

 

Surface Pro。ストレージを1TBまで拡張できるなど、カスタマイズの幅が広い

 

 

SurfaceとiPad Proのソフト面の違い

最初に書いてしまいますが、iPad Pro とSurfaceのソフト面の違いはOSの差に集約されます。

 

どういうことかというと、これはそのままブレット向けのOSを積んでいるのかPC向けのものを積んでいるのかの違いがあるという話です。

OSとは?

オペレーティングシステムの略。

コンピュータを動かす、基本となるプログラムのこと。

そもそもOSがないとコンピュータは動かない。

PCはもちろん、スマホなど、あらゆるコンピュータにはOSがインストールされている。

WindowsやMac OS、iOSやAndroid OSなどがある。

 

これは端末の基礎的な部分の違いでもあるので、使用感には大きくかかわってきます。

以下に詳しく書いていきます。

 

iPad ProとSurfaceのOSの違いについて

iPad ProはOSとして、iOSを搭載しています。

そう、MacOS(Macのパソコンに標準搭載されているOS)じゃないんです。

スマホなんかに搭載されているのと同じOSなんですね。

だから、iPad Proは、ソフト面ではあくまでタブレットなわけです。

 

一方、SurfaceシリーズはWindows10を搭載。

つまり、SurfaceはWindowsのPCと動作的には一緒、ということですね。

 

「PCっぽいタブレット」であるiPad Proでは、PC向けのソフト、たとえばOfficeなんかを使う時には正直言って不便です。

特にExcelについては、Windowsとの互換性の問題も足を引っ張ります。

あとでも書きますが、外部入力はUSBも刺さらないですから拡張性も低いです。

 

ただ、iPad Proが勝っている部分ももちろんありまして、タブレットモードにしなくてもフリック入力が使えますし、キーボードを外してタブレットとして使用したときの操作性ではこちらが勝ります。

また、AppStoreがあることによるアプリケーションの多さは大きな魅力ですね。

 

一方、Windows10を搭載するSurfaceは「タブレットとしても使えるPC」です。

タッチパネルがあるのでタブレットとしての操作もできますが、画面表示はあくまでPC。

設定にもよりますが表示されるアプリケーションのアイコンがiPad Proと比して小さいことをはじめ、タブレットとしての操作性ではどうしても劣ってしまいます。

おまけにiPadより厚いので、ポータブル性でも引けを取ります。

 

ただ、PCとして使うならばSurfaceのほうが圧倒的に優秀。

カスタマイズした場合のスペックの高さ、USBが刺さることによる外部拡張の余地、Officeの標準搭載など、iPad Proにはない長所をたくさん持っています。

 

もうこの時点でお分かりかと思いますが、似ているように見えるこの2つのアイテム、実はかなりの違いを持っているのです。

双方の特徴を把握し、利用用途によって選び方を変えるのがとにかく大事になってきます。

 

そのためにも、まずはSurfaceとiPad Proのソフト面・ハード面・性能面の違いからしっかり把握しましょう。

 

SurfaceとiPad Proのハード面の違い

ソフト面の違いを説明したところで、次にハード面の説明をしていきましょう。

なお、Surfaceは、Surface Pro、Surface LapTop、Surface Book、そして新発売のSurface Goと多くの種類がありますが、ここではSurface ProとSurface Goを取り上げます。

というのも、Surface LapTopとSurface Bookは形状が完全にノートパソコン。

キーボードつきで使うことが前提の構造なので、比較対象からは除外します。

 

では、いってみましょう!

 

SurfaceとiPad Pro、CPUとメモリの違い

タブレットの性能を大きく左右するのがCPUとメモリ。

HDDの容量も含めて表にまとめたので、これでチェックしてください。

CPU メモリ HDD
Surface Pro Intel Core m3、Core i5、Core i7から選択 4GB、8GB、16GBから選択 128GB、256GB、512GB、1TBから選択(いずれもSSD)
Surface Go Inter Pentium 4GB、8GBから選択 64GB(eMMC)、128GB(SSD)から選択
iPad Pro AX10 Fusionチップ 非公開(4GBとのうわさ) 256GB、512GBから選択

 

一応わからない方のために用語を解説しておきますね。

CPU&メモリの用語解説

Inter製のCPU

Inter Core m3→主に安価なネットブックなどに利用されるCPU。性能は低~中。

Inter Core i5→Interで最も標準的なCPU。ビジネスユースなら十分快適。性能は中。

Inter Core i7→InterのCPUで最も高性能。ゲーミングPCにも使われる。性能は高。

Inter Pentium→主にタブレットPCなどモバイル端末に使用される。性能は低。

 

Apple製のCPU

A10 Fusionチップ→iPhone7、iPhone7Plusに搭載されているチップ。性能不明。

 

メモリの用語

SSD→ソリッドステートドライブ。読み出しは十分早い。

eMMC→エンベディッドマルチメディアカード。読み出しはSSDとほぼ等速。

 

Apple製品は非公開の部分が多いので、あまり比較がしにくいのですが、カタログスペックではSurfaceのほうが選択肢が多く、高性能な傾向がありますね。

iOSの動作がとても速いのであまり気にならない部分はありますが、イラストやデザインなど、メモリを食う作業を行うならSurfaceのほうが動作は安定するでしょう。

 

新発売のSurface Goはカタログスペックの面では微妙。価格が約7万円からとほかに比べて激安なので、その点は仕方ないですね。

 

SurfceとiPad Pro、モニターサイズ&重量の違い

つぎに、モニターサイズについてみていきましょう。

重量も併記しておきますね。

 

モニターサイズ 重量
Surface Pro 12.3インチ 768g~782g
Surface Go 10インチ 522g
iPad Pro 12.9インチ、10.5インチ 469g~477g(10.5インチ)
677~692g(12.9インチ)

※重量はキーボード含まず

 

Surface Goが登場したことによって、SurfaceもiPadも、ほぼ同サイズのモニタサイズから好きなほうを選べるという形になりました。

イラストやデザインなど、細かい作業にも使いたいのなら大きなサイズを選んでおくのが賢明なような気がします。

 

重量は、同サイズならiPad Proのほうに分がありますね。

ディスプレイの厚さもiPad Proのほうが薄いので、ポータブル性ならiPad Proの勝利は間違いありません。

なお、同一モデルでも重量に幅があるのは、性能による差があるからです。といってもあまり大きな違いではありませんが。

 

SurfaceとiPad Pro、バッテリーの違い

端末を長く使う上でバッテリーは超重要な要素。

メーカー発表の数値で比較してみましょう。

バッテリーの持ち
Surface Pro 動画再生最大12時間(nanoSIMが刺さるモデル)
動画再生13時間(Wi-Fiモデル)
Surface Go 動画再生最大9時間
iPad Pro 動画再生最大10時間

 

バッテリー面では厚みや重量のあるSurface Proに軍配が上がります。

ちなみに僕の体感では、Surface Proの電池は耐久性もGood!

 

バッテリーを気にするならSurface Pro一択ですね。

 

SurfaceとiPad Pro、キーボードの違い

これ、結構好みにはなってしまうんですが、純正品キーボードの違いも書いておきたいと思います。

キーピッチ 打鍵感 使用方法
Surface Pro
純正キーボード
狭い 弱め 本体とくっつける
iPad Pro
Smart Keyboard
広い しっかり 本体とくっつける
iPad Pro
Magic Keyboard
中間 中間 Bluetooth

 

純正は高いですが、Magic Keyboardがむっちゃいいです。

本体から話して使えるので作業効率は鬼アップですし、MacBookのキーボードに慣れているならもうこれじゃないと使えないレベルなんですよ。

欠点は高いことだけですね。

created by Rinker
Apple(アップル)
¥11,122
(2018/10/24 05:51:28時点 Amazon調べ-詳細)

 

SurfaceとiPad Pro、外部入力の違い

マシンの拡張性を大きく作用する外部入力。

実はこれにも大きな違いがあるんです。

表で見ていきましょう。

外部入力端子
Surface Pro フルサイズ USB 3.0 端子 x 1
microSD™ カード スロットSurface Connect
3.5mm ヘッドセット ジャック
Mini DisplayPort
カバー用端子
Surface Go USB-C x 1
3.5 mm ヘッドフォン ジャック
Surface Connect ポート x 1
Surface タイプ カバー ポート
MicroSDXC カード リーダー
iPad Pro Lightningコネクタ
3.5 mm ヘッドフォン ジャック

 

見てのとおりですが、Surfaceシリーズに軍配です。

種類は限られますが、カードリーダーもついているし、USBも刺さる。

カメラなど、外部からのデータの取り込みをはじめとして、できることが大幅に広がるんです。

おまけにSurface Proならミニディスプレイポートもついていて、プロジェクターに映像を映すこともできるわけ。

ここまできちゃうと、もうノートパソコンと同等ですね。

 

一応iPad Proでも外部入力ができないわけではないのですが……Lightningからの変換用コネクタを買う必要がある(しかも結構高い)ので、余計な出費がつきまといます。

created by Rinker
Apple(アップル)
¥5,900
(2018/10/23 16:59:40時点 Amazon調べ-詳細)

 

SurfaceとiPad Pro、見逃せないその他の違い

その他の違い……と書きましたが、どういうことかというと、自立するかどうかです。

Surfaceシリーズは自立するのに対し、iPad Proは自立しないのでスタンドを買う必要があります。

ただし、Smart Keyboardを買えばiPad Proでも自立しますSmart Keyboardを買った人はスタンドは不要ですね。

created by Rinker
Apple(アップル)
¥18,338
(2018/10/24 05:51:28時点 Amazon調べ-詳細)

 

スタンドは2000円~5000円程度で売られています。

SmartKeyboardを使うなら確かにスタンドはなくてもよいのですが、動画再生の快適性がグーンとアップするので、長時間動画を見たりするのであればスタンドもあわせて買っておいて損はないですよ。

個人的なおすすめへのリンクも張っておきます。

 

SurfaceとiPad Pro、用途別おすすめ端末

電子書籍リーダーとして

これには迷わずiPad Proをおすすめします。

iPad ProはiOS端末であるため、多くの電子書籍リーダーアプリを利用可能です。

 

リーダーアプリはタブレット向けのもののほうが充実していて操作性もよいので、

電子書籍を読むなら、iPad Proのほうが利便性は高いと断言できます。

 

また、重さという面でもiPad Proに軍配が上がります。

電子書籍リーダーは手にもって使うことが圧倒的に多いので、軽いことによるメリットはかなり大きいといえます。

ちなみに年式は古いですが、まだ9.7インチのiPad Proも新品で売られているものがあるようです。

なのでこちらを買ってしまうのも手ですね。

 

ただ、9.7インチのiPad Proでも450gくらいの重さはあるので、電子書籍リーダーとしてはやっぱり重量級かも。

iPadスタンドを購入するか、もっと小さいノーマルのiPadを買うことを考えてもいいでしょう。

あるいは、電子書籍専用と割り切って、Kindleの専用端末にしてしまうのもアリですね。

 

仕事用端末として

ビジネス用途なら間違いなくSurfaceのほうがいいです。

なんといってもOfficeの標準搭載がデカすぎる。

上にも書いた通り、Officeライセンス料金、6000円が浮くのはやはり大きいです。

 

また、上でもふれたようにiPad ProではLightningコネクタに対応しているケーブルしか刺さりませんが、SurfaceではUSBが利用可能。

外部入力が使えるのは大きなアドバンテージです。

おまけに、超重要なビジネスソフトであるMicrosoft Officeを標準搭載しているため、Officeライセンス費用の6,000円が丸々浮くんですよ。

 

性能的には、Core i5を積んだSurface Proがベストでしょう。

ビジネス向けにはExcelの関数をガリガリいじることもあるでしょうし、i3だと少し不安ですからね。

ストレージはそれほどいらないと思いますので、128GBか256GBから選んで価格を抑えましょう。

 

イラストやデザインなど、クリエイティブな作業用に

イラストやデザインは、CPUやメモリに負担をかける作業が多め。

なので、性能に勝るSurface、それもSurface Pro、かつ高性能なモデルを優先するのがよいでしょう。

あとは、すでにWindows PCで使い慣れているソフトがある場合でもSurface一択となるでしょうね。

それならお手持ちのソフトがそのまま使えますよ。

created by Rinker
マイクロソフト
¥190,524
(2018/10/24 05:51:30時点 Amazon調べ-詳細)

 

ただイラストに関してはiPad Proでもかなり快適な動作をするので、「iOSが好き!」という方や「使いたいアプリがある!」なら、安心してiPad Proを買ってください。

イラストを描くのなら、12.9インチの大型iPad Proがオススメですよ!

これならSurfaceよりデカいです!

created by Rinker
Apple(アップル)
¥109,500
(2018/10/24 05:51:31時点 Amazon調べ-詳細)

 

なお、それぞれ専用のペンがあるので、イラストを描くなら必ずお手元に置いてくださいね。

created by Rinker
マイクロソフト
¥9,550
(2018/10/24 05:51:31時点 Amazon調べ-詳細)

created by Rinker
Apple(アップル)
¥11,028
(2018/10/24 05:51:31時点 Amazon調べ-詳細)

 

普段使い用に

一番難しいのが、普段使い用途での選び方。

ここは原点に立ち返ってみましょう。

 

何度も書いていますが、

iPad Proは、「タブレット」。

Surfaceは、「PC」。

 

もしあなたがすでにノートPCを持っているなら迷わずiPad Proです。

一方、あなたがノートPCを持っていないのなら、Surfaceを選ぶべきでしょう。

 

ちなみになのですが、SurfaceもiPad Proも、電車の中などで膝の上にのせて作業をするには向きません。(膝の上ではうまく自立してくれないのです……)

電車移動が多く、その際にも作業がしたい!という方は、2in1端末をあきらめて、素直にMac Book Airや、Surface Bookを選んだほうがいいでしょう。

どれを買うにしても安い買い物ではないですから、後悔のないようにしてくださいね。


個人スポンサーリンク
▼海外に興味がある方はコチラ▼
▼自転車に興味がある方はコチラ▼