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4パターン別! あなたの文章力を確実に向上させる方法&本を紹介

文章がどうしても苦手という方、いらっしゃいますよね。

それでも、作文やレポートなど、文章を書かなくてはいけない機会は誰にでも訪れるものです。

 

今日はそんな方のために、確実に作文技術を向上させる方法をお届け。

超おすすめな参考書も紹介していきますので、「私に上手な文章が書けるわけがない!」と思っている方も、だまされたと思ってぜひ読んでみてください。

あなたの文章はどこが悪いのか?

一言で文章が苦手といっても、色々なパターンがあります。

まずは、あなたの文章のどこが悪いのか、把握するところからはじめましょう。

僕自身が編集者として多くの方の文章に触れた経験をもとに、悪い文章のパターンを4つに分けました

 

1.同じ言葉がたくさん登場する、単調な文章になってしまう

足りないもの:語彙力(ボキャブラリー)

長い文章を書いたら、同じ単語ばかり登場させてしまう。

読み返してみると、複数の言葉が何回も登場していてくどい文章になっていることに気付く。

2.文章が読みにくく、ぎこちないものになってしまう

足りないもの:日本語の文法力

“てにおは”や修飾語の使い方が分かっていない。

「このパンがおいしいです」「このパンはおいしいです」「おいしいのはこのパンです」「おいしいのがこのパンです」

それぞれのニュアンスの違いが分からない。

 

3.論理構造がおかしい文章になってしまう

足りないもの:文章全体の構成力

言いたいことはあるが、どうすれば伝わる文章を作れるのか分からない。

自信をもって書き始めても、いつも途中で止まってしまう。

 

4.説得力がない文章になってしまう

足りないもの:独自性、オリジナリティ

文章としては形になっているが、誰でも書けそうな内容になってしまいイマイチ説得力がない。

「〇〇が面白かった or 楽しかった」など、小学生の作文のようになってしまう

 

もし、あなたに作文が苦手という自覚があるのなら、この上の4つのどれかに当てはまるはずです。

1つだけに当てはまるという方もいるでしょうし、複数、あるいはすべて、と言う方もいるかもしれません。

 

自分の文章に何が足りないのか理解できたでしょうか。

続いて各パターンに対する処方箋を書いていきます。

 

パターン別処方箋リスト

1.語彙力(ボキャブラリー)が足りない人への処方箋

⇒いろいろなジャンルの本を読む or 語彙力の参考書を通読する or 類語辞典を活用する

これに該当したあなたは、おそらく読書が嫌いなはず。

語彙力はインプットをしない限り増えないもので、そのインプットこそ読書なのです。

もしあなたが読書が嫌いでないのなら、多くのジャンルの、様々な著者の本に手を出してみてください

ジャンルや著者が変われば、使われる言葉も変わってきます。

読む本の傾向を変えれば、より多くの言葉を知ることができるでしょう。

 

どうしても読書が嫌だ! ということであれば、参考書を通読しましょう。

個人的におすすめなのはこちらの「頻出現代文重要語700」

大学入試対策用の本ですが、言葉の網羅性がとにかく高く、これ1冊読むだけで言葉の引き出しが各段に広がります

値段も900円以下とお手頃で、鉄板な1冊です。

参考書も読みたくない! いますぐに語彙力が欲しい! という方は、類語辞典を活用しましょう。

文中に何度も登場させてしまった言葉を類語辞典で調べ、別の言葉に置き換えてください。

 

類語辞典の種類ですが、インターネットで済ませるならWeblioが使いやすくておすすめです。

でも、もしあなたが編集やライターの仕事を長くやっていくのであれば、1冊買ってしまうのがよいでしょう。

僕が重宝しているのは「ことば選び実用辞典」

680円と安価で、サイズが小さくかさばらない文字が大きく読みやすいと3拍子揃っており、最初の1冊にするにはまさにベストな選択肢といえるでしょう。。

 

2.日本語の文法力が足りない人への処方箋

⇒文法技術を身につけられる参考書を読む

あなたは日本語の文法を習ったことがあるでしょうか。

「習ったことがある」という人はほぼいないと思います。

 

中学生が英語を習う時はまずは文法から習いますが、幼少期から慣れ親しんでいる日本語については文法的な学習をする機会はなかなかないでしょう。

でも、わかりやすい日本語の文章を書きたいのであれば、文法は避けては通れない道です。

ならばどうやって文法を習えばいいのか?

そんなあなたにぴったりの本があります。

 

本田勝一先生の「日本語の作文技術」

内容的にはすこし難しいかもしれませんが、日本語力向上にはこれ以上ない一冊です。

もしどうしても難しい! という方は、同じ著者の「中学生からの作文技術」という本もあるのでこちらを読んでみてください。

「中学生からの」とタイトルにありますが、大人が読んでも読みごたえは十分の内容です。

 

3.文章全体の構成力が足りない人への処方箋

⇒先に目次を作ることを習慣化する or 論法の形を覚える

文章を書いていて途中でつまずいてしまう人は、書き始めの前に問題があります。

書きたい主題があるとして、どのようにしてその主題を論じていくか、作文を始める前に考えているでしょうか?

 

なんとなく書き出すのではなく、方針を決めてからスタートするようにしましょう。

もしブログのような文章であれば、書き始める前に目次を決めることを習慣化するとよいでしょう。

 

論法をマスターしたい方は参考書を読んでみるのもおすすめです。

文章の組み立て方をしっかり学んでけば、作文だけでなく、ディベートの技術の向上にもつながります

もしあなたが高校生や大学生1年生で、これから文章を書く機会が多いのであれば、今のうちに文章の組み立て方を体得しておくのとあとから楽になりますよ。

4.独自性、オリジナリティが足りない人への処方箋

⇒自分の体験を題材にする、視点を変える or 増やして書く

あなたの体験をもとにした作文は、あなた1人しか書くことができません

たとえ、その体験自体がレアなものでなかったとしても大丈夫。

視点を少し変えてみましょう。

 

ここではあえて小学生っぽい例を出してみます。

動物園に行ったことを題材に書こうとしたとき「何が面白かったのか?」「どの動物が好きだったか?」「なぜ好きだったのか?」「動物以外にも面白い点はなかったか?」など、複数の観点をつなげていけばよいのです。

1匹の動物を様々な角度から見つめてもよい(〇〇はかっこいいのか? かわいいのか? それとも…?)ですし、ひとつの視点から複数の動物を見つめる(最もかわいいのは〇〇だ! なぜなら××だからだ!)ことだってできます。

同じ題材であっても、見方を変えるたり増やすだけで、文章の内容は大きく変わることでしょう。

 

オンリーワンの文章は、だれにだって書ける

一問一答の問題と違い、いい文章に正解はありません

でも正解がないぶん、誰にだってオンリーワンの文章を書ける可能性があります

 

必要なのは「最低限の知識」と「書きまくる」こと。

あなたにしか書けない言葉を、つむいでつむいでつむぎまくりましょう!

 

はたけの

大丈夫、あなたもできるようになりますよ。