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転職エージェントを上手に利用するための心構え【失敗しない転職】

以前、転職エージェントに対してネガティブな記事を書きました。

 

でも、実際の転職ってやること多くて面倒なのです。

転職エージェントがどれほどイヤな存在であったとしても、彼らの力をうまいこと利用してやりたいと思うでしょう。

今日紹介するのは、僕なりに考えた転職エージェントとの付き合い方

転職活動を始める前はもちろん、エージェントの言うことが信じられなくなったときにも有益な情報をお届けします。

 

転職エージェントは「営業マン」

まずはじめに言っておきますが、転職エージェントとは何者なのでしょうか

答えは「営業マン」です。

 

転職希望者には企業を売り、企業には転職希望者を売り込む。

転職希望者と企業の間に入り込み、営業活動をすることによってマージンを得ているのが彼らのビジネスです。

 

つまり、彼らの武器は「営業力」というわけですね。

転職エージェントの武器を最大限に活かすには

マッチング精度には期待しているなら考え方を変えよう

エージェントを利用するなら、武器である「営業力」を最大限に活用したいですよね。

 

そのために大切なのは、「エージェントを営業活動に集中させること」です。

 

強力な営業力を思った彼らにも、できないことは必ずあります

たとえば、利用者に確実にマッチングする企業を探してくる能力です。

 

こんなことを書いてしまうと、

「え? 転職のプロなんだから、そういうことくらいできるでしょ?」と思われるかもしれませんね。

 

でも考えてみてください。

 

たった1時間程度面談しただけで、相手の理想を100%理解できる人がいるでしょうか。

エージェントは、利用者のパーソナリティを完全にわかっているわけではありません

転職者の傾向をなんとなーく理解して、それに合いそうな企業を提案しているだけなのです。

 

相手を理解しきれていないことは企業に対しても同じ

なんとなーく、会いそうな相手をマッチングさせているだけです。

ヘンなたとえですが、彼らは婚活サイトみたいな存在。

ですから「転職エージェントに頼めば天職がきっと見つかる!」なんて考えは捨ててください。

自分でのリサーチやある程度の応募が不可欠です。

 

彼らにできないことはやらせないと割り切り、自分で探しましょう。

求人を探すだけなら、検索キーワードを入れて、ボタンを押すだけ。

簡単ですね。

 

少し本題からそれてしまったので、ここらへんで軌道修正します。

エージェントができないことは自分自身でやり、転職エージェントが得意なことはすべて任せてしまう

このメリハリが大切です。

 

転職エージェントとの最初の面談前、入念な準備をしよう

あなたを企業に売り込んでくれる営業マン=転職エージェントを仕事に集中させるために必要なのはなんなのでしょうか。

それは、「的確な商品情報」です。

 

商品とは、転職希望者であるあなた自身。

なので、僕がここで言っている商品情報とは「あなたが求めているものやウリなど」ということになります。

 

「エージェントはあなたのことを100%理解できない」と先ほど書きましたから、ここで書いたことは「それと矛盾するんじゃないの」と思われた方もいるかもしれません。

でも、本当にそうでしょうか。

 

エージェントは「あなたのすべて」は理解できなかったとしても、「あなたの一部」だけなら完ぺきに理解することができます

あなたが絶対に理解してほしいことを前面に出しさえすれば、エージェントは少なくともそこだけはわかってくれるはずです。

 

転職エージェントに最も伝えなければいけないことは?

さて、ここで言う「あなたの一部」とは、大きく分けて以下の2つを指しています。

 

  1. あなたが今回の転職で叶えたいこと(年収・就業時間・業種・職種…etc)
  2. あなたのウリ・長所、実績

 

この2つをとにかく的確に、エージェントに伝えてください。

といっても、エージェントの側からこの2つのポイントを聞いてくる機会が必ずあります。

それは、転職活動開始時にする、エージェントとの面談(あるいは電話)です。

 

どんなエージェントでも、初めての面談でまず最初にこんな質問をするはずです。

「〇〇様が今回の転職で叶えたいことはなんでしょうか?」

これは、上で書いた1「あなたが今回の転職で叶えたいこと」について聞いていますね。

 

また、その面談の前には「職務経歴書」の提出を求められるはずです。

これは2「あなたのウリ・長所、実績」を知りたいのです。

 

エージェントとの面談前に、これらの答えをいかにして作っておくかが転職の成否を左右します。

一番大切なのは、選考中ではなく、準備段階にあると思ってください。

 

「転職で叶えたいこと」「ウリ・長所、実績」を明確化しよう

なぜ転職活動をするのか考えよう

エージェントとの面談の準備をするとき、まず考えたいのは「あなたが転職を考えた理由」です。

なぜなら、あなたが転職をしたい理由の裏返しが「あなたが今回の転職で叶えたいこと」になるからですね。

 

たとえば……

  • 「年収が低いから」⇒「年収のいい仕事がしたい」
  • 「ノルマが厳しい」⇒「ノルマが緩い or ない仕事がしたい」
  • 「裁量がない」⇒「もっと裁量がある仕事がしたい」
  • 「転勤が多すぎて困っている」⇒「転勤の少ない仕事にしたい」

といったように、なぜあなたがいまの職場を離れたいのか、真剣に考えてください。

それを裏返して、今回の転職で叶えたいことを言語化しましょう

 

あなたのこれまでの仕事を「掛け算」で振り返ろう

続いて職務経歴書について説明しましょう。

職務経歴書は、あなたの「ウリ・長所、実績」をアピールする場です。

 

ここでのアピール方法として、僕が提案したいのは「経歴を掛け算をする」ということ。

これは、自分のウリを明確化し、個性を演出するする最も簡単な方法です。

 

具体的に例をあげて説明しましょう。

あなたがメーカーと商社に勤めたことのある営業マンだとした場合、こうやって掛け算をしていきます。

 

「営業マン」×「メーカー」×「商社」×「商材①:1か月で売り上げ〇〇万円」×「商材②:1か月で売り上げ〇〇万円」×「ビジネス英語が話せる」×「……」

 

営業マンだけなら、日本全国にごまんといます。

でも、メーカーと商社を経験している営業マンとなると数が絞られます。

さらに、得意な商材を細かく指定すると数がさらに減っていき……

もしあなたの武器が積極性にあるのであれば、そういった言葉もプラスして……

という具合です。

 

語学力など、明確な強みがある場合は、さらに掛け算を重ねてください。

気づいたころには「あなたしかいない人物像」が完成しています。

 

そして、掛け算した要素を職務経歴書のなかにちりばめて書きましょう。

人材会社が配布している職務経歴書のフォーマットを利用して書けば、内容にだけでなく見た目までばっちりになります。

 

任せっきりにはならないように!

「商品情報」をエージェントに握らせたら、彼らにお任せできることの幅がぐっと広がります。

 

「ここらへんなら選考に通りやすいよ」といって、求人情報を探してきてくれます。

それに対して、「応募するよ」と伝えれば、面倒な手続きを代理でやってくれます。

面接後にも、あなたが言いきれなかったことをヒアリングして、企業側へ伝えてくれます。

年収交渉をしたい場合でも、あなたの代理でバリバリ交渉を引き受けてくれます。

面接後のプッシュや、年収交渉といった場面は、エージェントの腕の見せ所でしょう。

 

その意味では、エージェントは本当に頼りになる存在です。

親切すぎて怖い時もありますが、上手く使いさえすれば多忙な転職活動における助け船になってくれるのは確実でしょう。

 

でも、エージェントに任せっきりではいけません

 

たとえば、上で書いたように応募先企業を探しは、自分からも動きましょう。

エージェントが提案してくれるもの以外にも、よさそうな求人が見つかることもありますよ。(むしろそのほうが多いかも)

 

エージェントの手の内で転がっていてはいけません。

天職との出会いは、あなた自身の手で見つけてください

 

まとめ:転職エージェント利用前の心構え5か条

  1. エージェントは「営業マン」であると認識する
  2. 活動開始時の、最初のエージェントとの面談が重要であること知る
  3. 面談の前に「なぜ転職するのか」を考えて、「今回の転職で叶えたいこと」を明確な言葉にする
  4. 自分のキャリアを掛け算で振り返り、職務経歴書の自己PRを作る
  5. エージェントに任せっきりにせず、自分でやるところは自分でやる

 

 

はたけの

彼らだって仕事なんです。